ここ数年で利用する方が大幅に増加しているのが、ソーシャルレンディングという投資手法です。

「投資はいろいろと難しく、リスクもあるから」と敬遠する方も多い中、こちらの投資の場合、「専用の口座を開設し、融資先を選んだらあとは待つだけ」という手軽さが魅力となっています。とはいえ、実際に投資をする際には、何を重視するのかによって、選択するべき点があるのも事実です。比較的手軽な投資手法を、より手軽にするために、今回は2chでも意見がわかれやすい、運用期間の選び方について紹介します。

人気の投資手法の一つだからこそ

ソーシャルレンディングとは、クラウドファウンディングの中の投資手法の一つです。

インターネットを通じて投資家たちが資本を出し合い、資金を必要とする方に融資します。融資されたお金は、利子を上乗せして返還する必要があります。この利子の部分が、運営会社、および実際に投資に参加した人たちの利益となります。

誰かに融資をするためには、多額の資金が必要で、少し前の時代まで、それができる人はごくわずかでした。このために、お金を持つ人のところにより多くのお金が集まるような仕組みが、自然と出来上がっていたのです。

しかしインターネットとクラウドファウンディングの普及が進んだおかげで、ごく一般の人でも、ほんの数万円から投資をすることが可能になっています。実際に投資をしてみたいと思ったら、まずはその特徴についてしっかりと知る必要があります。実際にいくらから投資することが可能なのかという点や、どれだけの期間で運用するのかという点については、融資先によって条件が異なります。

またどのような案件を扱っているのかは、サービスを運営する会社によって異なりますから、口座を開設する前にきちんとチェックしておく必要があります。短期運用がしたいときにはそれが可能な会社の口座を、長期運用で高利回りを期待したいときには、そうした案件を多く取り扱っている会社の口座を選ぶと良いでしょう。募集中の案件や、過去に募集していた案件の詳細を参考にしてみてください。

長期か短期か。まずはそれぞれの特徴を知ろう。

自分が求める運用期間によって、選ぶべき会社が違うことはわかっても、「そもそも短期運用と長期運用では、どちらの方がメリットが大きいのか」という疑問にぶち当たる方も多いことでしょう。ソーシャルレンディングのローン案件では、ほとんどの場合最短1ヵ月から最長でも36カ月程度の運用期間が設けられていることがほとんどです。

長い方が良いのか、それとも短い方が良いのか。実はこの問題は2chなどでも意見が分かれやすいポイントなのです。その理由は、もちろんそれぞれにメリットとデメリットが存在するからです。大切なのは、自分にとってより大きなメリットを得られるのはどちらなのかをきちんと判断することです。

自分の投資スタイルを見極めた上で、投資そのものにまつわるメリット・デメリットをしっかりと勉強し、その上で短期案件か長期案件かを選ぶようにしましょう。長期案件のメリットは、高利回りの案件を長期間運用することで、より多くのリターンが得られるということです。

ソーシャルレンディング自体が、人気の投資手法の一つとなっている今、好条件の案件はあっという間に募集枠が埋まってしまうことも少なくありません。もし好条件の案件を長期間で運用できたら、メリットはかなり大きいと言えるでしょう。反対に短期案件のメリットは、投資による利益を早期に確定させられるという点です。

投資の結果を素早く判断し、また次の投資へとつなげていくことができます。ただ待っているのがもどかしいと感じるタイプの方には、短期案件の方が良さそうです。

メリット・デメリットから見えてくること。

では次に、両者のデメリットについても考察していきます。これはソーシャルレンディングという投資手法自体のデメリットと言っても良い問題ですが、満期を迎えるまで、自分が預けたお金を引き出すことはできません。

近年人気が高まっている『みんなのクレジット』では、投資したことによる分配金は、毎月投資家それぞれの口座へと入金されます。しかし元本については、満期を迎えるまでは手をつけることができません。

また融資先の状況によっては、早期に全額償還されることがあったり、反対に償還までの期間が伸びることもあります。

長期での運用を考える場合、それだけ「お金を移動させられない期間が長くなる」ということも頭に入れておきましょう。反対に短期での運用を検討する場合のデメリットは、利回りは基本年単位で計算されているために、「想定していたよりも少なかった」と感じてしまいがちな点です。

また償還までの期間が早いので、その都度、投資先を検討しなおさなければならないという手間もあります。貸し倒れなどのリスクを低く抑えられる分、手間がかかりやすく、さらにリターンも少なくなりがちな点がデメリットだと言えるでしょう。

両方のメリット・デメリットを総合すると、投資資金に余裕があり、できるだけ手間をかけたくないという方には長期案件が向いていると言えます。反対に、限られた予算内でやりくりしたい投資初心者にとっては、短期案件から勉強を始めるのが良さそうです。