日本においては景気が回復基調にありますが、
財政の回復まではまだまだ時間がかかりそうです。
このため、老後の生活を支える年金についても問題がつきまとっています。
支給年齢も繰り下げられ、支給額も引き下げられていますので、今後は自助努力で老後の生活資金を蓄える必要があります。
低金利の現代社会では、貯蓄だけではお金が殖えることはありません。
そこで、自己資金を使って運用をすることの必要性が求められています。
例えば、株式を購入して配当を得ることもできますが、もちろんこのお金は出資したものですので、損をすることもあります。
また、大きな金額で出資しないと、運用益があっても小さなものにしかなりません。
そこで、現在、少額投資の金融商品が求められています。
その一つがソーシャルレンディングです。
ソーシャルレンディングの特徴
ソーシャルレンディングとは、
クラウドファンディングとも呼ばれていますが、クラウドすなわち群衆とファンディングすなわち資金調達を組み合わせた造語です。
造語の意味からわかりますが、広くお金を集めるファンドを意味しています。
お金を集め、出資を行う方法には、例えば投資信託があります。
少額しか出資できなくて、運用をすることができない人でも、金融機関にお金を託して、それを運用してもらって収益をあげてもらい、それを配分してもらう方法です。
仕組み的には同じですが、クラウドファンディングは、インターネットにより資金を必要とする人と出資者を結びつけますので、金融機関が必要とする人員や店舗を必要としません。
このため、ソーシャルレンディング事業の運営そのものに要する費用を削減することができます。
このため、お金を借りたい人には低金利でお金を貸すことができ、お金を出資する人には高収益を配当することができるという大きなメリットがあります。インターネットの特性上、きわめて広範囲からお金を調達することができますので、結構な金額に達することもあります。
中には、クラウドファンディングを利用して製作された映画もあるほどです。
投資する側にとっても、今後成長していく可能性がある事業に対して少額でもお金を出資することで、気軽に投資を体験することができます。
また、そこから大きなリターンを得られる可能性もあります。
ソーシャルレンディングの評判
2chでは、様々な案件が取り上げられますが、ご多分に漏れず金融商品やファンドについても取り上げており、その特徴について比較しています。
2chでも注目の的になりやすいソーシャルレンディングのファンドの特徴は、やはり少ない金額で始めることができる、入門的なクラウドファンディングでありながら、利益も上がるファンドです。
従来の投資信託とは異なり、手数料もきわめて低いので、元本保証の可能性も高いものに注目が集まっています。
日本では新しい金融体制ですが、世界的にはかなりの実績が上がっています。
日本では、新しい金融商品であり、インターネットを使っている新しい金融スキームを使っているだけに、まだまだ歴史には浅いものがあります。
しかし、既に実績を上げているファンドも多く出ていて、今後もさらなる拡大が期待されます。
この低金利時代においても、やはりお金を必要とする側にお金が渡る仕組みがなければ、新しい事業が育成される機会がなかなか増えていきません。
インターネットの特性とファンドとの匿名組合によって契約することになりますので、投資先を選択することもできませんし、運用の指図もすることはできません。
しかし、低金利時代であるからこそ、出資をする側にとってもメリットがあるような投資の仕組みや制度が必要です。
その中で、2ch上において、最近注目を浴びているクラウドファンディング事業者があります。
『クラウドクレジット』の特徴
2chで注目されている『クラウドクレジット』ですが、
新しいクラウドファンディングの中でも、2016年4月8日に設立された、とりわけ新しい事業者です。
資本金は2億円で、従業員も一騎当千の9名からなる新進気鋭の事業者です。
最低投資額も少額で、10万円から利用することができますので、投資の初心者にとってもありがたい仕組みです。
運用利回りも年1.0パーセントから12.0パーセントとなっていますので、先行する事業者とも遜色ない、トップクラスの利回りですので、高配当が期待できます。
しかも、運用期間が1カ月から最長でも36カ月という短期間ですので、長期運用に伴うリスクを回避することができます。
従業員数が少ないことによる人件費が少ないというメリットがある反面、投資先の審査などに問題がないかの不安もあります。
しかし、『クラウドクレジット』は、審査体制に人工知能を利用することに取り組んでいます。
これまでの審査によって積み上げてきた経験や実績、過去の取引実例などをデータ化し、これに現在の経済状況やその会社の状況に関するデータを組み込み、審査に関する時間を短縮するとともに、審査の確実性を向上させることを目的としています。
審査に対する新しい取組みを導入することで、クラウドファンディングのメリットをさらに高めることを考えています。
意欲的な取組みを行っているこの事業者を利用することで、投資に対する新しい可能性があります。