株式投資の初心者、中級車向けに、絶対に読んでおいてほしい良書を3冊紹介します。
早速ですが、下記の3冊です。
●『相場師一代』
●『株でゼロから30億円稼いだ私の投資法』
●『勝つ投資 負けない投資』
上記の本の選定基準は次のとおり。
●本の著者が個人投資家として【実績】を残している
●何度も繰り返して読める【永久保存版】である
●投資の本質を付いている【硬派の株本】である
さらに解説するならば、まず、株本において「誰が書いているか」は極めて重要なポイントです。
読むことを一番避けるべきのは、証券関係者などセルサイド(販売側)の人たちが書いた、ポジショントークてんこ盛りの書籍です。
また、学者の本も知識を得る分にはいいのでしょうが、実践にはあまり役立ちません。
やはり実際に身銭を切っている、個人投資家から学ぶべきでしょう。
ただし、強気相場を当てただけの、いわゆる一発屋の著書は百害あって一利なしです。
相場の流れが変われば、彼らの手法はまったく使い物にならなくなります。
そこでどうせなら、幾多の失敗を乗り越え、長年に渡り実績を積み上げた強者から学びたいものです。
次に、本当に役立つ本は、読者が経験を積めば積むほど、その良さが伝わってきます。
読んで最初の時には「何を言いたいのか、今一つピンとこない」とか「この著者はツイッターに流れてくる情報とまったく違う話をしている」などといった違和感を覚えることも少なくないと思います。
しかし半年後、1年後に読み返してみれば「ああ、なるほど、そういうことだったのか」と納得できる部分も増えてくるはずです。
そういった、本人が投資家として成長するにつれ、新しい気づきを与えてくれる書籍は永久保存版になりえます。
さらに、大方の読み手に嫌われるのを承知の上で、投資の本質を述べてくれる著者こそが本物です。
投資の経験をある程度積めば、どういったことを言えば大衆受けするのか、だいたい分かります。
そこをあえて、ズバリ付いてくるのが硬派の株本を、初心者のうちからもっと読むべきでしょう。
【良薬は口に苦し】・・・この格言は何事にも当てはまります。
株本で絶対に読むべき3冊
・・・と、いう訳で、今回のおススメの書籍の簡単な紹介をしていきますね。
●『相場師一代』
著者は、最後の相場師と謳われた是川銀蔵氏。
自分のことが面白可笑しく取り上げられる風潮を憂いて、一念奮起
して書かれた自伝です。
●『株でゼロから30億円稼いだ私の投資法』
著者は、会社四季報の株主欄にも名前が載った遠藤四郎氏。
投資手法自体は時流にやや合わなくなりつつあるものの、その根底にある考え方が参考になります。
●『勝つ投資 負けない投資』
こちらの本については、新鋭の個人投資家である片山晃氏の書いた部分を読んでください(もう一人の著者は機関投資家です)。
本書はあまりにも投資の本質をズバリ付いたため、傷口に塩を塗られた個人投資家の非難が殺到し、面白いことに、かなりの良書にもかかわらずアマゾンでの評価が低いです。
以上3冊を、早速、アマゾンでお取り寄せしていただき、勉強の一助に役立てていただければ紹介した甲斐もあるというものです。
株で勝つためには、しっかりと一人で学ばないといけませんからね。